2013年入社|鋼材販売事業部
K.H.
ライフワークバランスを大切にできる会社
山進産業に入社して約10年。前職は車のディーラーでした。以前の営業職はお客様が個人ということもあり夜も土日も仕事。自分の時間を大切にしたかったこともあり転職しました。入社の条件は、勤務地が大阪、電車で通える距離、転勤がないこと。ライフワークバランスを重視したかったのです。山進産業は土日にきっちり休める環境だったことが決め手になりました。当時、鉄鋼業界の知識はありませんでしたが、前職で培った営業力を活かせると思いました。お客様が個人でも法人でも、仲良くなってコミュニケーションをとることは得意なんです。
商社として、製品を過不足なく持っておくこと
私が担当するお客様はいわゆる“町の鉄工所”が多いんです。担当エリアは約8割が大阪、約2割が九州。規模は様々ですが、東京で言うと大田区、大阪で言うと東大阪にあるような、大手メーカーの製品の部品をつくる町工場のイメージです。既存のお客様への営業は在庫管理が中心で、重要なのが需要予測。顧客ニーズ、鉄鋼メーカーのトレンド、季節変動などの情報を集め、各製品の使用量を予測して仕入先に発注します。私たちは部品の商社として、お客様がすぐに必要な数の在庫を過不足なく持っておく必要があるのです。
社外も社内も信頼関係第一!
ひとことで言うと信頼関係の構築です。先日、台風の被害を受けた九州のお客様にはお見舞いを兼ねて、「何か必要なものがあれば持っていきますよ」とすぐに電話しました。世の中はオンラインが主流になりつつありますが、この業界は現場色が強いので直接顔を合わせることを大事にしています。また、社内の信頼関係も重要です。社内に頼みごとをできる人をたくさんつくっておくと困った時に助けてくれます。特にペアを組む営業アシスタントは家族よりも一緒に居る時間長いので、体調の変化も気遣いながらフォローし合える関係づくりを心掛けています。
世の中のためになる製品に使われていること
販売した材料が世の中で役に立つ製品の一部になっているのを見た時ですね。たとえば各家庭に設置されているガスメーターの遮断弁には、当社の製品を加工したピンが入っています。遮断弁は地震の時にガスを遮断する機能を担っていて、大阪北部地震の際にきちんと機能しているのを見てやりがいを感じました。個人宅のガスメーターは10年ごとに交換が必要ですが、いまだにうちの製品が採用されています。もうひとつ、有名なドラマ『下町ロケット』に出てくるサンプル品(バルブメーカーがつくった工業製品)に自社のものが使われているのもうれしいエピソードですね。
ステンレス製品は循環型社会の必需品
これからステンレス製品の需要はますます高まります。たとえば今伸びている半導体部品は製造過程のクリーンルームに有毒ガスが漏れない、腐食しないスーパーステンレスやクリーンステンレスが使われています。また、加工したステンレスは錆びない性質を持っています。錆を防止するためにメッキを施した鉄は公害の問題もあり、今後は鉄からステンレスへの置換が進むでしょう。循環型社会の中で塗装もメッキもいらない素材は重要です。このように成長する業界の会社で、今いるメンバーの経験と新しく仲間になる人たちのエネルギーを掛け合わせ、さらに成長できたらと思います。
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